christian_k15のメモ帳

プロテスタントのクリスチャンです。クリスチャンになって20年が過ぎました。

読むものに注意して!

Twitterで、とある人のツイートを読みました。
内容は一般的にはごくごく普通のこと、暴力的でもなく、インモラルでもなく、センシティブでもない内容です。ただ心のうちを書いてあるだけのTLです。
それを読んでどうなったかというと、自分の身に起きたかのように不安に苛まれました。共感が過ぎたんですね。その人はまったく悪くはありません。悪いのはこの機会をつかんで私に攻撃してきたサタンです。

サタンはありとあらゆる隙を見逃さず、信仰を持つ者に対して攻撃してきます。本当です。体調面で攻撃してくるときもあれば、経済的に攻撃してきたり、心理的に攻撃してくるときもあります。
旧約聖書にヨブという信仰の人が出てきます。彼は体調面でも経済面で祝福されまくってる大金落ちの地元の名士でしたが、サタンの攻撃を受けて、自分の子どもたち、家畜などの財産、果ては自分の健康まで失ってしまいます。ヨブの嘆きはまるまる一冊の書物になっています。それでも神への信仰を捨てなかったので(ヨブは神をのろうことはなかったのです)、神はヨブの残りの人生をもっと祝福し、長寿を与え、繁栄を与えられました。
正直、ヨブ記を読むと憂鬱になります。ヨブが受ける攻撃は相当ひどいものだし、ヨブの嘆きもよくわかるし、もし自分の身に降りかかったらどうしようと思ってしまうんですね。

サタンが攻撃してくるのは信仰を持つ人間に「神をのろわせる」ためです。神に失望させ、信仰を捨てさせたいのです。神を信じるのは無意味だと思わせたいのです。神なんて存在しない、と思わせたいのです。
しかしサタンがどれほど仕向けてこようと、救われた人が信仰を捨てることは絶対にありません。
なぜでしょうか。その人が信仰に篤いからでしょうか?
違います。
神が救われるからです。
信仰は神がお与えになるものです。人の身から出るものではありません。信仰の度合いは人それぞれに違っていてもそれは神がひとりひとりに応じた信仰を与えておられるのです。神はご自分の手を離されることは絶対にありません。なので、私たちは神に祈ることができます。

とはいえ、サタンに隙を見せないというのは大事なことです。私たちは自分の健康状態に注意し、霊的な健康にも注意しないといけないわけです。
食中毒になりそうな食べ物を避けるように、見たり読んだり聞いたりすることも気をつけて見極めないといけないわけです。

私の場合は興味本意で深く考えずにある人のツイートを読んだためにサタンの攻撃に合いました。不安は神からくるものではありませんからね。
不安や怒りを駆り立てるようなもの、特に義憤と言われるようなものは注意深く取り扱わないといけないな、と思います。